先日議会報告会に参加してきました。
率直な感想として「報告会」では無く「言い訳会」でした。終始、委員長の「議会には責任が無い」という言い訳を聞かされうんざりしました。
議会は町から提案されたものを採決する場などで責任があるのは新嵐山株式会社と町に責任があると何かにつけて委員長は言っていました。
補助金を毎年追加支援してきたことは議会も承認してきているので負債が膨れ上がっていくことは数年前から議会でも把握できたはずです。
今になり「会社経営が危機的状況」だと慌てふためいているようでは議会が今までしっかりチェックしてこなかったことになります。
その点の議会の責任については何も委員長は言及しませんでした。「議会は悪くない」と思っていることの現れですね。
また、委員長は経営に関しては全くの素人考えで現状と数年先の状況も見る力が無く、数字も読む力もないのでそんな人を嵐山調査特別委員会の委員長に据える議会もどうなのかと思えました。
9月5日の第4回特別委員会での「収支見通し、信憑性が低いと判断」とありますが数字や現状を把握できていない議会だから信憑性が低いと判断したんだなと感じました。
ナイターは毎回滑っている人はほぼ30人いない位でシーズン券を持っている土日も滑りに来ている人達です。ナイター止めても売り上げに影響はありません。第2リフトを止めても初心者は困りません。なぜなら展望台直下からcコース上部に滑っていけるように迂回コースを春先に造成しています。第1リフトだけですべてのコースにアクセスできるようになっています。
委員長はスキー場の規模を縮小すると入客に響き売上が下がり、ナイターだけ滑りに来る人もいるし、従業員の働く場も無くしてしまうから反対したと発言していました。
ナイターも第2リフトも営業しないスタイルを取り入れていたら今シーズンはスキー場営業出来ていたのでは無いですか?またスキー場の規模を縮小した方が従業員の雇用は守れたのではないですか?
それが委員長は経営に関しては素人だという理由です。
また、委員長は新嵐山株式会社は第3セクターなので町が経営に意見できないといってましたが株主は全て100パーセント町が保有しています。
過去にナイターの営業は町からお願いされて営業していると聞いたことがあります。宿泊料金やキャンプの料金も町の条例があって会社が想定する金額に設定できないとも聞いています。
建前上は「第3セクターだから経営には関与できない」といいつつ裏では町から「やってくれ」といわれる新嵐山株式会社では相当難しいことを背負わされていたと思いますよ。
それで赤字になっても見て見ぬ振りされ立ち行かなくなってきたら議会から「経営の仕方が悪い」と言われ、その中でよくやっていたなと感心します。
多分このような町からの経営に横やりが入る状態が無くならないと次の運営者は決まらないと思いますし、決まったとしても現在の会社と同じ末路が見える気がします。
次の運営会社を探すとも言っていましたが事業者を探し、選定し、実際にいつから運営を開始するのかのスケジュールも示されず「このまま新しい事業者が見つかりません」という状態で数年続くのではないかと想像しています。
何一つ議会からは町民に今後の事は提示されず不満と不安の残る報告会でした実際
※個人情報に関する表現があるため、一部削除しています。
- 受理日
2023年10月16日
- 発信者
無記名
このたび、「何一つ議会からは町民に今後の事は提示されず不満と不安の残る報告会でした」との御意見をいただきましたが、議会では、新嵐山スカイパークが町・町民にとっての貴重な財産であり、守り引き継ぐべきものとの認識から、速やかに次の段階の検討に向けて、町と連携しながら取組んでいく考えです。
今回いただいたホットボイスにつきましては御意見として承ります。
- 回答日
2023年10月25日
- 回答者
議会事務局総務係(内線313)
Email:g-shomu@memuro.net