ホットボイス

新嵐山について②
受理内容

今回新聞の記事を拝見しました。芽室町議会は新嵐山への支援をしないということで否決されたということですが、コロナも終わり、これから色々なことができる可能性がある中、議会で否決され、それで終わりというのがとても町民として悲しいです。従業員の生活、取引先、これからの芽室町の子供たちの教育の場を考えて、どうにか存続の道を進んでほしかった。議員の方々はただ否決をして、解決案があるわけでもない。芽室町としてワークショップなど色々な案を考えている中でとても残念で仕方ない。

  • 受理日

    2023年9月21日

  • 発信者

    30代

回答

「めむろ新嵐山株式会社(以下「運営会社」という。)」への支援金否決について、様々な御意見をお寄せいただき、議会としては、その声を真摯に受け止め、速やかに全議員が共有したことを、まず最初にお知らせいたします。

御指摘の9月議会における運営会社に対する追加支援金5,200万円の可否については、7月上旬に、町から運営会社の経営が危機的状況であるとの説明を受け、この会社との契約は清算に向けて取り進める旨の提示があったことを機に、議会として調査を始めたものです。

議会では、町が変更しようとする経営方針を詳しく確認・調査するために「新嵐山スカイパーク経営改革調査特別委員会」を速やかに設置し、これまでの約2か月にわたり、町に対して実態の確認や今後の経営見通し等の説明を求め、精力的に審査と調査を重ねてきました。

その結果、先の9月議会(9月21日本会議)において、議会としては、現在の新嵐山を運営する会社への資金投資は、今後の見通しを踏まえたとしても経営状況の著しい悪化は回避できず、これ以上、町の貴重な予算を投じる追加支援は見極めるべきとの意思となり、賛成少数(賛成4・反対11)で否決となったものと捉えております。

ただ、決して、今回の否決が議会として、新嵐山スカイパーク(以下「スカイパーク」という。)の運営に係る最終的な責任とは考えておらず、スカイパークは、この町の、また、町民の貴重な財産であり、守り引き継ぐべきものとの認識から、速やかに次の段階の検討に向けて、町と連携しながら取り組んでいく考えです。

スカイパークの運営及び改革については、長年にわたり、議会は数々の議決をし、併せて指摘、チェックをしながら、町と共に歩み進んできた責任は当然自覚しているところであります。

紙面に限りがあり、お答えし尽せない部分もありますが、今回の否決という結果のみに視点を絞ることなく、これまでの議会の調査研究の経過についても、議会ホームページや議会だより等もご覧いただき、一定の御理解を賜りますとともに、今後も正確でタイムリーな情報公開に努めてまいりますので、忌憚のない御意見をお寄せくださいますようお願い致します。

  • 回答日

    2023年10月3日

  • 回答者

    議会事務局総務係(内線313)
    Email:g-shomu@memuro.net