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午後 1時30分  再 開
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○議長(早苗 豊) 休憩を解き、会議を再開します。
次に、正村紀美子議員の質問を許します。
正村議員。
○11番(正村紀美子) それでは、通告に従い一般質問を行います。
新嵐山スカイパーク再整備の課題と今後の取り組みについてです。
町長は、新嵐山スカイパーク(以下「新嵐山」と言う)の再整備を重点公約に掲げています。新嵐山スカイパーク活用計画(以下「活用計画」と言います)は、公約実現に向けた取組の一つと考えられますが、第5期総合計画が目指す町民にとっても自慢できる、誇ることのできる新嵐山スカイパークの具体的な取進めについて、町長の見解をお伺いいたします。
6月定例会議の初日の行政報告で、町長は、行政財産使用許可書を交付するまでの一連の取進めについて、不透明感や唐突感を抱かせてしまった点を反省していると述べられました。何をどのように改めるのかお伺いいたします。
2点目、計画では、新嵐山の運動広場東側、公共投資を想定していないエリアとして位置づけられています。この用地は、公共未利用地の有効活用に関する指針第2条(平成24年10月24日決定)で規定する未利用地の定義に当てはまると考えますか。
3点目、民間事業者に新嵐山の用地が貸付けされたことにより、他のエリアにおける用地についても貸付けが行われるのか、また、指針では、未利用地は原則売却するとされています。新嵐山の未利用地も指針に従って売却するお考えなのかお伺いいたします。
4点目、新型コロナウイルスの世界的パンデミックにより、国内観光業はかつてない打撃を受けています。特にインバウンドを対象とした施設等への影響は、非常に深刻であります。計画では、町内外やインバウンドなど幅広い層への事業展開を想定していますが、今後の見通しについてどのようにお考えになるのかお伺いします。
5点目、新型コロナウイルス感染症対策は、町が対応すべき喫緊の課題であると考えますが、計画への影響はないのかお伺いいたします。
6点目、地域資源を活用した観光振興を実現するために、企業版ふるさと納税による資金等調達を検討する考えはないのかお伺いいたします。
以上6点、最初の質問といたします。
○議長(早苗 豊) 正村議員の質問に答弁を求めます。
手島町長。
○町長(手島 旭) 正村紀美子議員の御質問にお答えいたします。
新嵐山スカイパーク再整備の課題と今後の取組についての1点目、6月定例会議初日の行政報告についてであります。
新嵐山の再整備については、その活用計画となるリュラル イン ザ・スカイパークに定めた具体的なアクションの一つである既存フィールドの見直し及び新規フィールドの活用の取組として、有効活用されていないエリアについて、テーマに沿った活用を図るべく、令和2年度から民間活力導入も想定し、昨年度からサウンディング型市場調査などの取組を進めてまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、町民の皆様に活用計画の全体像や具体的スケジュールなどについて十分な説明ができておらず、また、町議会に対しても具体的取組の進捗状況について説明が不足している中、許可した土地における動きもあり、不透明感や唐突感を抱かせてしまいました。
反省すべき点は、これまでの町民、議会に対する説明不足と考えており、何をどう改めるかと問われれば、計画の全体像や今後個別に着手しようとするさまざまな取組について、できるだけ早い時期に情報共有、意見交換などの説明責任を果たせるよう取り進め、新嵐山の再生に向けた改革を進めていきたいと考えております。
次に2点目、公共未利用地の有効活用に関する指針で規定する未利用地の定義に当てはまると考えるかについてであります。
御質問にある公共未利用地の有効活用に関する指針に規定する未利用地の定義は、利活用の実現性が乏しい土地や、利活用の予定がないもので、財産の分類で申し上げれば、普通財産をイメージしているものであります。
新嵐山活用計画に定めるスカイパーク一帯の町有地については、町の観光やまちづくりの拠点としての利活用を考えているところであり、現時点では、将来にわたって行政財産として維持管理していく考えでありますから、いわゆる公共未利用地としての位置づけにはならないと考えております。
次に3点目、他のエリアにおける用地についても貸付けが行われるのか、また、新嵐山の未利用地も指針に沿って売却するのかについてであります。
活用計画の具体的アクションである新規事業の導入では、町の役割を現有施設のリニューアルなどの施設整備とし、新規事業に係る投資は、原則受託事業者としているところであり、この観点から、活用計画の中でいわゆる民間事業者の参入の可能性があるものは、ステイフィールドでのグランピング設置、スカイフィールドでの食を提供するための仮設店舗設置、新規フィールドで牧場を活用した絶景ロッジの設置及び運動広場東側で地域資源を活用した新たな魅力づくりに係る取組などが考えられます。ただし、これらについては、現時点では、今回のような施設整備を伴う事業展開は想定しておらず、新嵐山一帯の運営を受託する指定管理者から活用計画に合致する提案があった場合は、慎重に判断し、対応を決定していく考えであります。
また、売却についてでありますが、新嵐山スカイパークの財産は、行政財産として維持管理する考えでおりますので、現時点で売却は全く考えておりません。
次に4点目、計画では、町内外やインバウンドなど幅広い層への展開を想定しているが、今後の見通しについてどのように考えるかについてであります。
新型コロナウイルスの感染拡大で観光産業は大打撃を受けており、指定管理者として国民宿舎等を運営するめむろ新嵐山株式会社も経験したことのない厳しい状況にあると認識しております。
今後の見通しでありますが、今回の新型コロナウイルス感染症の影響で、インバウンド需要は難しくなりますが、一方で、海外に行っていた日本人の需要が国内に戻る、あるいは公共交通機関の利用を避けた自家用車で行ける近距離旅行の需要が増えるなどの見込みもあります。
また、旅行者が重視するのは、3密回避の滞在と考えられますので、これらの点を踏まえ、活用計画で示すターゲットの町外からの来訪者につきましては、国内及び近郊の方々をターゲットとした展開に転換していくべきと考えております。
次に5点目、新型コロナウイルス感染症対策による計画への影響についてであります。
新嵐山スカイパーク全体への影響は多大であり、経営の回復に至るまでには長期的な対策も含めて計画を練り直すことも検討すべきと考えております。活用計画では、リノベーションプランのロードマップとして、令和2年度から8年度までの事業計画を示していますが、これについては、町の財政負担や指定管理事業者との協議など、状況に応じて変化することが想定されます。特に、財政面が受ける影響によってプランの内容やスケジュールを変更せざるを得ないことも想定しておりますが、簡単に諦めるのではなく、活用計画に示した事業の中でなるべく経費をかけずに実行できる取組を進め、経営の安定化と新嵐山の魅力づくりを少しずつ進めていきたいと考えております。
最後に6点目、企業版ふるさと納税による資金調達の検討についてであります。
活用計画では、管理運営の手法として、公設民営方式を選択し、施設整備に係る財源は、地方債や助成金の活用、ふるさと納税を活用して自治体が行うクラウドファンディングの導入を検討するとしております。
御質問にあるふるさと納税の活用については、制度改正により、企業側の寄附控除額の拡大が図られ、新嵐山再生への財源としても注目していたところであり、制度の調査研究や、活用の前提となる第2期芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略における町の地方創生事業としての位置づけ及び企業に対するPR資料の作成などにも取り組もうとしていたところであります。
本町に縁のある企業を中心に、新嵐山の魅力と今後に御理解と御協力をいただけるよう積極的に取り組んでいきたいと考えております。
以上お答えといたします。
○議長(早苗 豊) 以下、質問を認めます。
正村議員。
○11番(正村紀美子) ただ今、町長から1回目の答弁をいただきました。
1点目のところで議論を進めていきたいと思っていますが、今回、新嵐山の再整備については、私は2つの問題が大きくあると思っております。
1つについては、行政財産の目的外使用として町が許可したこと、このことについてが1点、それからもう一点、ワイナリー建設が非常に唐突だった、このワイナリー建設に、今、町民の関心が非常に集まってきておりますけれども、そもそも嵐山の再整備の全体像が見えてこない。そして、町が目指そうとしている再整備について、町民の理解が得られているのかというところ、この2つの問題が私はあると思っています。
最初の御答弁で町長は、行政報告で述べられた不透明感、そして唐突感ということについて御説明をいただきましたので、私もこの件についてお伺いをしていきたいというふうに思います。
まず、不透明感についてであります。
1月24日、総務経済常任委員会の中で初めて嵐山の活用計画が示されました。そして、その数日後に、町は町民を対象にしたパネルディスカッションを開催して、その活用計画を発表しました。しかし、いずれの場面においても、町は運動広場東側の活用について、何ら説明することはありませんでした。
嵐山を所管する総務経済常任委員会の委員長として、私がこの運動広場の東側のお話を伺ったのは、4月の終わりです。このときには既に公募、そして審査会も終えており、既に事業者の決定もされておりました。コロナウイルス感染症の影響があったとはいえ、1月以降説明する場面は、時間的にもあったのではないかと思いますが、なぜこの運動広場東側の活用について、議会への説明がこれまでなかったのか、この間、行政内部で一体何があったのかお伺いしたいと思います。この審査会の事業者決定後とした議会の説明、その経緯についてお伺いしたいと思います。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 御指摘のあった点でありますけれども、確かに新型コロナの影響は言い訳にはならないわけですけれども、現実に、なかなか会合をもって説明する機会というのは、私どもとしてもなかなか取れなかったのかなというのが実態でございます。ただ、その中で、1月24日の総務経済、今担当にも確認しましたけれども、民間事業者の活力との連携による取組の中で行政財産の貸付けを想定していますということについては御説明をさせていただいたということでございます。
ただ、具体的な事業者ですとか、そういったものには当然、その時点では決定しておりませんので言及しておりませんが、リュラル イン ザ・スカイパークの内容も含めまして説明が不足していたことは、私どもも大変申し訳なく思っておりますけれども、活用の手法については説明をさせていただいたと、そういう認識でございます。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 1月24日の計画の中で町側から活用計画があるということは示されております。私がお伺いしたのは、ワイナリーというような民間事業者を導入させながら、こうした計画があるということ、そしてそれが4月に公募をかける予定である、そのようなこと全てが一切なかったということをお尋ねしたわけです。
この件についてはこれ以上言いませんけれども、ただし、議会の中でもコロナウイルス感染症が拡大していく中で、会議の制限を設けたことは一切ありません。時間的な余裕はあったと私は思っていますし、そうであるならば、4月に議会や町民への説明をせずに工事を進めていく、前段の行政手続を進めたこと、これについての説明はどうなるんですか。本来であるならば、説明があって、その後に公募をして審査会を開いてというような手順が本来の進め方だと思いますが、なぜ5月の工事着工というところが、まるでゴールがあるような形で今回の件が進められたのかお伺いいたします。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 正村議員のそういう御意見がありまして、ですから私も申し上げているのは、結果的に機会を設けられなかったわけですが、町民並びに議会に丁寧に説明することができなかった、その点につきましては反省しているというのがまず前段のお答えということになります。
あと、私どもとしては、事務手続としては、これは法的にも問題ないというふうに思っておりますが、ただ、委員会の中でも御指摘があったように、町民の財産である新嵐山スカイパーク、その財産をどのように使うのかということについて、しっかりとした説明並びに意見交換、そういったものが不足していたということについては、何度も申し上げるように反省をしているということでございます。
以上であります。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 町長から同じ答弁が返ってくるばかりなんですけれども、町は、昨年度サウンディング調査を行っております。その中で、事業者から具体的な事業の内容、そしてそのスケジュール等々も伺っていたのではないかと思います。私は、こうした事業者からのスケジュールや事業内容もきっと参考にされて、その新規フィールドについても町の中で検討があったのではないかというふうに思っているわけです。その辺についてはいかがですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) サウンディング市場調査をやったことが全てではありませんが、いずれにしてもあの場所を民間事業者との活用、連携の中でやっていきたいという思いはあったわけで、その中で8事業者の提案があって、そして1事業者はエリア全体に対する提案でありましたけれども、そういった中から募集をさせていただいて、そして結果的に1事業者の手挙げがあったということで、私どもとしてはその事業者を選ばせていただいたというわけであります。
ちょっと申し上げておきますけれども、初めからワイナリーがありきで進めてきたわけでも私としては全くありませんし、ただ、だんだん候補が絞られていくといった中で、その中で事業者の意向といいますか、そういったものを一部聞いた部分はありますけれども、ただ、初めから今貸付けをした事業者ありきで進んでいるものでもございません。あくまでもリュラル イン スカイパークの考え方に合致した民間事業者に提案をいただいて、それが私どもの構想とも、先ほど言ったように合致したものですから、土地の使用の許可を出させていただいたと、そういう経過であります。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 私は、町民への説明、議会への説明が滞るのであれば、当然その後の行政手続というのは遅らせる、それが普通の進め方だと思います。なぜなら合意が取れていないからです。町民の合意が取れていない。これまで町長は、公約の中でも町民への十分な情報公開、そして丁寧な説明ということを訴えられてきたわけです。まさにこの場面ではなかったんですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) そういうお声も真摯に受け止めたいと思いますけれども、私としては、新嵐山、まずは構想全体を考えた上で、その中で一部の場所について民間事業者の活用をしていきたいという考え方に基づいているわけでありますから、どちらかといいますとワイナリーのことも大事なんですが、構想全体を町民に対してしっかり説明できなかったという部分のほうが、ちょっと反省としては残るかなというふうに考えております。
決してワイナリーを軽く見ているわけでもございませんけれども、いわゆる魅力発信の中の一つとして、民間とタッグを組んでやっていきますよということについては前々からお話をしていたわけでありまして、その一部分を貸し付けることになりましたけれども、ですから先ほど言ったように、手続上の問題からいっても私は問題ない、ただ、何度も繰り返しになりますけれども、そういった説明ですとか、そこについては足りなかったなということですから、今後、6月を中心にいろいろな説明の機会をさせていただいて、新嵐山全体の構想について、しっかり御意見もいただいていきたいというふうに考えているところであります。
それともう一点、ワイナリーありきではありませんが、やはり収穫の時期というものを、私生産者ベースにも考えているものですから、会社ありきということではなくて、ちょっとお聞きした内容では、これまで他町の醸造所に卸していた部分があったそうでありますけれども、十数人の生産者の方々が、今年の秋に向けて醸造がちょっといっぱいだと断られたといいますか、受け入れられないということもあったということをお聞きしましたので、タイミングとしては唐突になったかもしれませんが、そういったことも加味しながら最終的には許可をさせていただいた。それはただし、1事業者になった時点からの意見交換なり、そういったものでありまして、先ほどから申し上げているように、初めからワイナリーありきで進んでいるものではないということを申し上げておきたいと思います。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 私は、嵐山の改革については、これまで町民からさまざまな提言があって、それがなかなか進まなかった、その中でこうして手島町長が再整備という大きな公約に掲げて、大きな目標を持って取組んでいこうとされている、このことについては非常にすばらしいことだと思っていますし、それを手がけた町長の手腕というところも大変尊敬するところであります。そういう意味では、全体像を説明できなかったという町長のお気持ちというのは理解できなくもありません。ただ、その手法は、手続も含めたあり方というのは、大きく今、町民の中でも大きな課題になっているというところにおいて、今日の質問に立っているわけです。ですから、こうして町長は、生産者の方のことも考えながら5月に工事が着工できるように物事を進めてきたんだという、そうした今、御答弁がありましたけれども、そうしたことも含めて正直に話されてくださっている姿勢については、非常にいい意見交換ができるというふうに思っております。
それで、お伺いいたします。
今回、ワイナリーを許可した民間事業者、この事業者はワイナリー構想について、昨年度、随分マスコミにも取り上げられておりました。そして、その中には、まるで町と詳細な調整をしているかのような記事も見受けられます。例えば、ここに北海道建設新聞社というものがありますけれども、これ、2019年2月19日ということになっています。この中で、めむろワイナリーが設立されたということなんですが、その中では、めむろワイナリーは、町有地である新嵐山スカイパークの一画を借りる方向で町と調整中だと、そして2020年春の着工、秋の醸造開始を目指しているというような記事があります。私、やっぱりこれはお伺いしなきゃいけないと思うんですけれども、このめむろワイナリーと町は、公募をする前、どのような関係があったんですか。こうして調整中だというふうにこの民間事業者は言っていますけれども、公募が始まる1年以上前の話です。どういう関係だったんですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 建設新聞だけでなくて、さまざまなマスコミで取り上げられたということは承知していますけれども、町のほうで一切コメントなり取材を受けたということはございません。ですから、それは申請された事業者側の考え方といいますか、取材を受けた結果がそういうことになったわけでありまして、担当なり、私も当然そうですけれども、そのことについて取材を受けたことは一度もありません。
以上です。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 当然民間事業者がマスコミに対して取材を受けて記事が書かれたことというふうに思っておりますけれども、町長も御存じであるならば、やはりこうした誤解を生むような発言を民間事業者がするということについて、やはり公平であるという立場の行政からしてみれば、非常に懸念を持たれるわけです。町民に対して疑念を持たれる、そういうことがあるからやめてくれということをきちんと指導すべきではないですか。あるいは指導というよりは言うべきではなかったですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) マスコミとの関係というのは、いろいろお考えはあると思いますけれども、私としては、もう記事になってしまったことについて、どういう取材をしたのかですとか、そういったことを問いただすようなことというのは、私は現実にはできないというふうに思っています。
ただ、その間といいますか、これまでの間に代表者の方とも何回か会ったことは実際はあります。それは普通の廊下であったり、そういったことはありますけれども、そういった中でも私どものスタンスは変わりません、あくまでも手続をしっかり踏んで、最終的に該当になるかどうかは分かりませんよということも、該当といいますか、その事業どおりになるかどうか分かりませんよ、皆さんが想定しているようなことになるかどうかも分かりません。そのことについてはしっかりお伝えをしたつもりでありますし、もう一つは、取材に対するコメントなどにも気をつけてくださいということは申し上げたつもりであります。ただ、マスコミとして出たものを私が後から取材をやめてくださいとはもちろん言えませんけれども、そういったことはできないわけでありまして、何かその事業者とつながりがずっとあったような感覚で言われているのかもしれませんが、私はちゃんとそういう意味では分け隔てをして、制度上、ルール上の隔てをしてこれまで取組んできた、そのことだけは申し上げておきたいと思います。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 私は、マスコミに対して町が何かを言うということではなくて、民間事業者に町長がそのように注意をしてほしいと言った、そうしたことがあるんであれば、私はそれは民間事業者とマスコミとの関係ですので、そこまで言及するつもりはありませんけれども、やはり公平・公正な立場である町が、そのような誤解を受けるというのは、後々さまざまな問題を引き起こしていくということを申し上げたかった。
それで、次の話に行きます。
町民や町への説明不足ということを町長は認めておられますけれども、私は、これは説明会を開催して終わるという話ではないと思っています。許可した土地における動きというふうに町長はおっしゃられますけれども、つまりワイナリー建設、今も着々と進んでいるということに対して、やはり町民は不信感を持っておられる。私はまず、町民に説明して、さまざまな問題を解決するまで工事を取り消す、そのような判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 何度も申し上げておりますが、説明について不足していますから、説明会を開けばそれでいいとはまず思っておりません。町民参加手続につきましては、なかなか御意見はいただけないんですが、パブリックコメントなども実施をさせていただいた上で、構想についてはこれまで進めてきております。それがあればいいとも決して思っておりませんし、その中で次のステップとしては説明会、意見交換会といったものをやっていきたいというふうに思っております。
それと、先ほどの収穫時期の話もありましたけれども、着工したものでありますし、これから町民の皆さんの意見は聞きたいと思いますが、基本的には工事を中止するような、使用許可も出しているわけでございますので、そういった考えには至っておりません。
以上です。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 工事を中断するというお考えはないということです。今、行政財産使用許可を町は出しているというふうに町長おっしゃられましたが、この許可処分です。ですので、自治体が取り消すことも可能なんです。賃貸契約ではありませんので。そういうところも含めて、私は可能だというふうに思っております。
別の質問です。
続いて、唐突感というところについてお伺いいたします。
私、唐突感というところの具体的内容について少し考えました。
1点目は、住民への嵐山改革の全体像が見えないこと。そして、ワイナリー工事が始まったこと。それから一番大事なのが、ワイナリーの必然性、これが、私もまだ十分に理解できていないんですけれども、多くの方が、このワイナリーの必然性というところに、なぜワイナリーが必要なのかというところ、ここが理解できていません。
芽室町は、ワインの原料となるブドウの産地ではないわけです。十勝総合振興局、数年前からワイナリーが北海道の各地で造られているということから、さまざまな講習会等を行って、十勝ワインの品質向上、またはブランドの確立ということを目的にさまざまな支援策を行っています。しかしながら、芽室町、じゃ、このワイン作り、ワイナリーというものに対して積極的に関わっていくんだというところ、この部分については、総合計画はもちろん、さまざまな計画の中で私は見たことがありません。芽室町産のワインの製造、販売に町として何かビジョンをお持ちなんでしょうか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) まず、作目については、これまでのいろんな農業の経過からいきましても、積算温度ですとかそういったものも変わって、気候も変わっていっておりますから、例えば1つの例を挙げれば、昔、新潟とかそういったところは米どころだったわけですけれども、今北海道が全国一の米どころになっている。そういう意味では、作付する、あるいは収穫する作物というのはだんだん変わっていくということであります。ですから、ある意味ではブドウの生産組合もつくっていただいて振興を図っていこうという生産者もいらっしゃるわけですから、そこを応援するということではなくて、私はこれは当初から、当初というのは私は農林課長時代から申し上げていますけれども、生産者とか農家さんのことがありきであって、あるいは地元の人がしっかり関わっていただけるということが大前提という話をしているのと、それから町から資金、そういったものを出すつもりはありませんということは、ずっと宮西町長時代から申し上げているところであります。ですから、直接的に生産振興に私どもが今の段階で手助け、支援するということは考えておりません。そこは民間の今の活力の中で生産もきちっとしていただいて、そしてワイン製造までしていただく、そういうことであります。
それと、ビジョン、リュラル イン ザ・スカイパークの中でこの運動広場の東側の活用については、食と農を生かした6次産業化的なものがいいんではないか、それが地域の資源を生かすことにも結びついていくので、そういう発想の基に、極論ですけれども、これを言ってしまうとあれですけれども、私どもとしては、東側の場所を使って提案をしていただいて、極論を言えば、ワインでなくてもよかったというふうには思っております。ただ、そういう提案があって、しつこいようですけれども先ほどの6次産業化的な考え方、あるいはリュラル イン ザ・スカイパークの理念に合っているということを考えて許可をしたということであります。これまで着工してまでワイナリーでなくてもよかったというのはちょっとおかしな話ですけれども、ただ、あくまでもビジョンに沿ったものであるということが大前提である。そして、目標、方向としては、食と農を生かした6次産業化的なもの、地域資源を生かしたものということで、今回使用の許可を出させていただいた、そういう経過であります。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 私、嵐山のこの再整備について、町長が思いがあるというところは理解をしたいと思っておりますけれども、町の説明、毎回毎回違うんです。伺うと違う答えが返ってくるんです。私、5月にお伺いしたとき、芽室産のワインの販売やふるさと納税の返礼品としてこれから力を入れて活用していくんだというようなことがありました。だからワイナリーをここに造るんだというような説明がありました。ワイナリーじゃなくてもいいんだというようなことでは私はないというふうに思うんです。もう一度お伺いします。なぜ芽室にワイナリーが必要なんですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 私がちょっと申し上げたのは、リュラル イン ザ・スカイパークをつくっていく前の段階の町としての考え方として、必ずしもワイナリーありきではなかったということを申し上げているわけでございます。
以上です。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 今は、しっかり使用許可書の中にさまざまな条件をつけて、さらにはこのビジョンに基づくテーマに沿って地域資源を生かしたものにしていただきたい、しかもワイナリーを所有する目的で使用しというところまで書いてあるわけですから、その今後についてはふるさと納税ですとか、そういったものの品になっていくとか、それは地域資源でありますから当然活用する考え方もあるというふうに考えております。ですから、現段階としては、しっかりとした目的を持ってこの事業所にお貸しをし、そしてワイナリーとしても振興していただきたいという気持ちが強うございます。
以上です。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 芽室は、農産物、さまざまなものが品質が高くて、道内外からも、また海外からも評価を受けています。そうした中で、今作付をされている農産物ではなく、新たにブドウをというところ、やはりこれは、私は丁寧な説明は町民に対しても必要だというふうに思っています。今、地域資源を活用していくというふうにおっしゃいましたけれども、そうであるならば、今ある農産物に光の当て方によってはもっと輝くものが私はあるんではないかと思いますし、そうしたことを町として進めていくというのも1つではないかというふうに思っています。
町長は、そういう意味では新しいこのブドウ、そしてワイナリーというところに今御説明あったとおり、思いがおありになるということだと思いますけれども、この部分、本当に丁寧に説明していかないと、町民の理解は得られないというふうに思います。
ワイナリーが唐突なので、非常に戸惑っているところではありますけれども、こうしたことについて、なぜワイナリーなのかというところ、この根拠については、きちんとどこかに明確に示していく必要があると思いますが、このあたりいかがですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 御指摘のとおり、さまざまな作物が今振興されておりまして、今までの作物でないものも各所で頑張られていらっしゃるというふうに思います。
ただ、新嵐山を活用してどういうふうにやるかということについては、先ほど来申し上げておりますけれども、サウンディング市場調査による提案ですとか、さらには信用ですとか資力、技能等、こういったものが十分であるものにしか私どもも貸せないわけでありますから、そういった条件にも合致したのが、今回のワイナリーを建設している事業者さんというふうに捉えております。
以上であります。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 信用、資力があるところじゃないと貸せないというふうに町長はおっしゃいましたが、この事業者はまだまだ設立されて間もない、実績もそれほどない、ないに等しいと思うんですけれども、そういう事業者です。そういう意味では、今の御答弁、私はうなずけないところがあります。
ちょっと別の質問をしたいんですけれども、先ほど、私が今日の大きな問題であるというふうに申し上げた行政財産の貸付け、使用許可、この部分について少し議論をしたいんですけれども、文書質問でもお伺いしましたが、このワイナリー事業者に貸付けをした土地、ここ、行政財産です。それで、自治法の中では、行政財産は貸付けをしたり売払うことはできないんだというルールがあります。しかしながら、目的外使用ということで許可することができるわけですけれども、今回は目的外使用ということで事業者に許可をしています。町長は、今でもこの行政財産の目的外使用、この根拠に自治法の238条の7項、これが該当するというふうにお考えなんでしょうか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 今、お話のあった条項をちょっと読ませていただきますと、行政財産は、その用途又は目的を妨げない限度においてその使用を許可することができる、これが第7項の表現であります。この中に私どもとしては合致する。用途、または目的を妨げない限度だというふうに考えましたから、使用許可を出した、そういうことであります。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 行政財産の目的外使用、自治法が改正になって、そのときに行政財産の貸付けという条項が入りました。このときに目的外使用と貸付けの区別が明確にされたわけです。何が明確になったかというと、目的外使用、この部分については1年ということが明記されたというか明確になったわけです。
今回は、ワイナリーというものがこの行政財産の上に建てられるわけですけれども、非常に堅固な建物を行政財産の上に建てて、それを貸すということが、この法の趣旨に本当に合致するものであるのか、私はこの目的外使用の趣旨とは大きくかけ離れているのではないかと思いますけれども、というのは、やはりなぜ行政財産の目的外使用を1年というふうにして認めるかというと、行政がいつ何どき、この行政財産を公共の福祉のために使うかもしれない、政策として、または事業を展開するために使う場合、そのときにすぐに撤去できなければ困るから、だからこそ1年という形、そしてまた堅固なものではないものという形で許可をするということが原則だというふうに思っています。そうしたところの法の趣旨と、今回のワイナリーの建設というのは、町長は適法であるというふうに認めておられるということですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) これは、町の資産として普通財産とするか行政財産とするかということも、内部で十分話をさせていただきました。2つの方法、普通財産と行政財産それぞれあって、それぞれ貸借ですとかそういったものもできることにはなっているわけですが、なぜ私どもは行政財産をある意味選んだのかということになりますと、普通財産というのは、先ほど公共未利用地のお話もさせていただきましたけれども、ある意味では使途が自由で、そして契約書などにしっかり書いたとしても、法的にも普通財産であると、その自由さを行政が全部縛ることができないというような発想を持っているわけです。それで、新嵐山スカイパーク一帯は行政財産として持ち続け、そして行政財産とすることで、このリュラル イン ザ・スカイパークの構想もしっかり影響を与えられるような形にしたいということで、行政財産のまま貸し付けたというのが今回の流れであります。
それから、確かにこれは正村議員もよく勉強されていると思うんですが、行政財産の使用許可については、どちらかといえば、例えば電柱の底地ですとか自動販売機の設置ですとか、簡易に撤去できるような、そういったのがイメージされていると思います。しかし、この辺も法の解釈もありまして、許可書の中でしっかり原状回復も、これは委員会でも申し上げましたけれども、うたわせていただいていたり、さまざまな条件をしっかりつけた上で、そして貸し付けているということでありますので、そういった意味で議決の要件になっております1年以内といいますか、そういった中で貸し付けることが妥当といいますか、そういう考え方の基で使用許可を出したということであります。
ちょっと蛇足でありますけれども、今後、先ほど第7項の条文を使ったということを言いましたけれども、238条の4の第1項の部分では、使用許可ではなくてしっかりとした賃借契約を結ぶというようなこともございます。その中で、私どもとしては1年ずつ更新してやっていこうというふうに考えておりましたけれども、一定の長期間になる場合については、議会の議決も含めて検討していくべき課題だと、これは法令上の解釈であって、今の状況が間違っているとは私は申し上げませんし、間違っているとは思っておりませんけれども、そういった方法も今後検討していきたいというふうに思っております。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 私は、公平で公正な行政運営のために、法令遵守というのは大前提だと思っています。それで、この後出てきますけれども、イメージというような言葉も町長おっしゃられましたけれども、私は行政は白か黒かしかないと思っています。グレーはないんです。いいか悪いかなんです。今回の件について見れば、私の見解としては、やはりグレーです。法令の趣旨にのっとっていないというところでは、形式的には法令に反していない、しかし、その実質的には趣旨に反する、これは脱法行為です。というふうに私は思っています。ですから、町長と見解が違いますけれども、この部分についてはそういう意見もあるということは指摘しておきたいというふうに思いますし、申し上げたいと思います。
また、これは、使用許可書に条件をつければいい、原状回復というような条件、確かにありました。そういうことではないと思います。法の趣旨にのっとった行政の手続をすべきと考えます。
それからもう一点、今後、賃貸契約をしていく、議会の議決を得ていくような考えもあるというようなことを最後に町長おっしゃられましたけれども、この部分、具体的にどのようなことを考えていらっしゃるんですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) ちょっと前段の御質問の中で、脱法行為というお言葉がありましたけれども、私はそれはちょっと違うと思っておりますし、解釈の違いというのはあるかもしれませんが、私としては適法、適切な中で運営をさせていただいていると、そういうふうに考えております。
なお、先ほど後段で申し上げたことにつきましては、条例の中で議会の議決に付すべき重要な公の施設の利用又は廃止に関する条例、この中で、公園、運動場、校舎云々が各1年、牧場及び森林は各2年、これを超える場合の契約を結ぶ場合は議会の議決をいただかなければならないというふうになっております。さらに、公の施設を5年を超えて独占的に利用させる場合は、同じく議決は必要なんですが、出席議員の3分の2以上の同意ということが必要になってまいります。
こういった条例に該当するとなれば、1年以上の契約になれば、当然この条例に係るわけでございますので、そういったものを今後、検討していく考えはあるということであります。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) すみません、先ほどの地方自治法の条項をちょっと間違えてしまいまして、私、地方自治法第238条の4第1項と申し上げましたけれども、238条の4第2項第1号でございますので、訂正をさせていただきたいと思います。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) ただ今、議会の議決に付すべき重要な公の施設の利用又は廃止に関する条例、これの中に定めるというようなお話がありました。これ非常に重要なことだというふうに思います。この条文、今ざっと見ただけですから私も分かりませんけれども、重要な公の施設、ここにこのワイナリーの土地、何を定めるかちょっと分かりませんけれども、定める。これって民間事業者が建設したワイナリーが、なぜ重要な公の施設になるのかというところ、これ非常に今後の論点になると思います。ちょっと詳しい説明をやっていたら時間がないのであれですけれども、ちょっと私は飛躍し過ぎているのではないかなというふうに思っています。
ちょっと別の質問をしたいんですけれども、休憩取られますか。いいですか。
この運動広場の東側、この部分の土地なんですが、嵐山スカイパークの全体の土地ではありますが、新嵐山運動広場の設置及び管理条例というのがあります。この中に、この運動広場というのが明確に位置づけられているんです。設置の目的としては、地域の農民の健康増進と町民の交流により健全なレクリエーション活動の利用、これが目的です。その中に、運動広場としてソフトボール場とテニスコートが位置づけられている。この条例、まだ生きているんです。別に議会の中で廃止したわけではないですし、この条例がまだある。にも関わらず、町は使用許可をしてしまったら、このソフトボール、テニスコートというのが使えなくなるのではないですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) ちょっと誤解があると思うんですが、先ほどの条例の中、建物を位置づけるのではなくて、貸しているのはあくまでも土地なんで、土地のほうの貸付けについての議決をいただける条例だということでございます。
そして、今の条例の中では、先ほど申し上げましたように公園とか運動場、こういった記載もあるわけでありますから、この運動場に例えば読み込んで、今は1年の許可は出しているわけでありますから、次期の貸付けなり使用許可なり、そういったときに対して読み込んで、議決をいただく可能性があるというようなことを申し上げている次第でございます。
なお、明確に今、新嵐山の運動広場の条例のお話もありましたから、それについては、議会の議決に付すべきという条例の中に明確にうたい込んでいくのか、さらに今の新嵐山の運動広場の条例の改廃についても考える必要があるというふうに考えております。
○議長(早苗 豊) 会議時間が1時間を経過しましたので、ここで14時45分まで休憩といたします。
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午後 2時31分  休 憩
午後 2時45分  再 開
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○議長(早苗 豊) 休憩を取り消し、会議を再開します。
正村議員。
○11番(正村紀美子) 先ほど、脱法という言葉を使ったことに対してどうなのかという議長から御指摘ありましたので、違法に近いのではないかという疑念を持たれるのではないかという意味であります。
それで、先ほどの質問、もう一回お伺いします。
嵐山の運動広場の条例が現在生きていて、この件について、明確にソフトボール場としての機能があるにもかかわらず、その土地にワイナリーを許可するということは問題ないのかということについて、町長まだお答えになっていないので、この件についてお答えをお願いいたしたいと思います。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 今、正村議員御指摘のとおり、新嵐山の運動広場の条例というのがあるわけでございまして、私どもとしては、今回というよりはもう大分前からあそこの利用実態といったものも勘案しておりまして、私が知る限りでは、夏の去年、おととしでいけばバイクのイベント、そして冬の障がいのある方々の運動会、こういったものに使われているぐらいかなというふうに思っています。条例は重いものですから、簡単に廃止ということにはなりませんけれども、今までの利用実態とこれから新嵐山をいかに魅力的なものにしていくかということを考えたときに、先ほど私、改廃という言葉を使いましたけれども、その運動広場の条例についても議会の皆さんに御相談したいと、廃止も含めて、そういった考えを持っているところであります。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) ですから、その改廃について今後検討されるというのは分かったんですけれども、そうではなくて、現段階で、条例があるにも関わらずワイナリーに許可をしているということについては問題がないんですかとお尋ねしたんです。お答えをお願いします。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) あそこを利用したいということであれば、私としては、条例にはあるんですけれども、違う会場の御案内ですとか、そういったことをしていきたいと思っていますし、テニスコートにおいては、維持管理上の問題もあって、大変申し訳ないんですが、現状ちょっと使えるような状況にもないということで、そういったことで、利用者の御理解をいただきながらやっていきたいなと、仮に利用申請のお話があれば。その後においては、条例は先ほどから言っているように重要なものではありますけれども、改廃しといった観点も考えていきたいということであります。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 明確なお答えをいただいていないというふうに私は認識しています。条例があるにも関わらず、その利用実態が少ないから、または御理解をいただきたいというような内容では、条例がなぜ存在しているのかというところ、先ほど町長は、条例は非常に重要なものなんだというふうにおっしゃられた。やっていることと言っていることがちょっと違うのではないかというふうに認識せざるを得ません。町として、こうした嵐山の活用計画を進めていく中で、やはり法務というのは非常に大事なものだというように思っています。その部分が大きく抜け落ちている。今御説明あった部分もそうですけれども、行政財産の使用許可、この部分についてもそうです。町として、やはりこの計画、あるいは事業の裏づけとなる法令等の整理がきちんとなされないで物事が進んでいくということに非常に危機感を覚えます。このあたり、町長はどのようにお考えですか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 時間を取りまして申し訳ございません。
今、新嵐山スカイパーク自体の条例と、運動広場の条例、2つがありまして、今御指摘のありました法務上のいろんなことがありますけれども、私としては、できるだけ早急に、先ほどから申し上げている整理、改廃といったものを進めていきたいと思っております。
そんな中で、毎年毎年その事業者の運営ですとかそういったものをしっかり把握させていただくというのがその条件といいますか、きちっと変な使い方をしないようにしていきたいというのが私の考え方でありますので、法務についてなっていないんではないかという御指摘は真摯にお受けしたいと思いますけれども、できるだけ早急に条例上の整理をさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 時間がなくなってきましたので早口になりますけれども、まだまだ整理しなければならないことというのは、嵐山のワイナリーの使用許可にまつわる行政内部のさまざまな問題というところが私は浮き彫りになってきたというふうに思っています。そういう意味では、今後、町長は早急に整理をしていくというふうにおっしゃいましたけれども、本来ならば、こうしたことはワイナリーの使用許可、または土地の貸付けをする前にやはり整理すべきだったのではないかというふうに思います。
芽室町自治基本条例があります。その中で町政運営のこれは原則として定めているものですけれども、町民参加や情報提供、そして町政の運営について明確に定めています。この明確に定められていることが、全てなおざりになっているのではないかというふうに、私は今の進め方については思います。
行政財産を民間一業者に貸し付けるのであれば、本来、普通財産に戻して、それを売却していく、それしか私は適法になるものはないというふうに思っています。町長はこれから町民への説明会を開催して、それが反省をすることの具体的な手法だというふうに先ほど来からおっしゃっておられますけれども、決してそれでは終わりではないと思っています。
嵐山を本当に行政財産としてこれからも持ち続けたいというふうにお考えであるというふうに町長は言っていますけれども、私はこれは町長御自身で不可能にしているのではないかというふうに思わざるを得ません。自治法の中の148条、町長の執行権を規定しています。その後、149条の中でその事務としての取扱いについて明確に規定があって、その中で土地の財産についても管理をしていくということが定められています。だから町長はこのように執行権の範囲内で土地の使用を許可してきたというふうに思うんですけれども、これまで議論してきたとおり、庁舎内でさまざまな課題が整理されていないというふうに考えると、私は1つ提案したいというふうに思います。
普通財産にしても行政財産にしても町の財産です。この財産の処分ということを透明性にしていくためにも、町民が参加できるような委員会の設置が必要だというふうに考えます。町長の権限で、執行権の範囲内でこれまで事務手続を進めてきましたけれども、町民参加を考えるべきではないかと思います。このあたりについていかがですか。
○議長(早苗 豊) 答弁調整のため、暫時休憩します。
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午後 2時56分  休 憩
午後 2時58分  再 開
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○議長(早苗 豊) 休憩を取り消し、会議を再開します。
手島町長。
○町長(手島 旭) ただ今、財産処分のための委員会の設置の御提案があったところであります。
私は、関係する団体の皆様ですとか町民の皆様に対するまず、めむろ未来ミーティングもそうでありますけれども、テーマ別に絞ったものを今回新嵐山改革ということでやらせていただきたいと思っております。そういった議論を経た上で、先ほど御提案あったものも検討の材料にはさせていただきたいと思いますけれども、最終的には、町民の代表である議会の議決という手法もあるのかなというふうに思いましたから、先ほどちょっとお話しさせていただいた議決のための条例といったものもありますということを申し上げたつもりであります。一つそこはしっかりとした御意見をいただくという意味では真摯に受け止めながら、まずは6月開催予定されておりますけれども、地域の皆さん、関係団体の皆さん、そして、めむろ未来ミーティングということで3回予定していますけれども、そういった中での議論を進めていきたいというふうに考えております。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) ぜひとも御検討いただきたいというふうに思います。私非常に不安に思っています。今のままでは。
ちょっと時間がなくなってきたので次の再質問にいきます。
2点目です。公共未利用地の件です。
町長は、今回、私が指摘をしました公共未利用地の有効利用に関する指針、これについては、普通財産をイメージしているというふうに1回目の答弁で回答をいただいています。イメージということはないというふうに思うんです。白と黒というふうに言いましたけれども、やはりイメージで仕事していただきたくないです、私は。
それで、公共施設等管理総合計画、この中に指針について述べている部分があります。そこには、公共施設管理計画というのは、公共施設の維持管理をこれからどうしていくのかということについて定めた計画ですけれども、公共施設というのは、行政財産か普通財産かといったら行政財産です。その部分について、その計画の中で指針のことを述べているにも関わらず、普通財産を未利用地としてイメージしているというこの答弁、私は整合性がないと思いますし、今の職員の人たちも普通財産としてこの未利用地の指針を認識しているというふうには思えないんですけれども、本当にこの認識でよろしいでしょうか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 指針の中の一般論で私も申し上げさせていただきますけれども、例えば行政財産から普通財産に状況を変えるということもあります。この公共未利用地の有効活用に関する指針の第3条、有効利用のための未利用地については原則売却する、基本的には売却を視野に入れた中での指針というふうになっているわけですから、私は嵐山に関して言えば、先ほどいろいろ御意見はありましたけれども、行政財産として持ち続けるという考え方がありますから、普通財産にする考えはない。一方で、一般論として行政財産から普通財産にいろいろ移すこともあるものですから、そういう意味では売却ということを頭に入れた中では、イメージとしては普通財産になりますよ、そういった答弁をしたつもりであります。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 嵐山の用地については、非常に特別です。ほかのさまざまなものに適用しない。特別な普通財産にするというふうな位置づけにしていくんだというお考えだというような答弁だったり、今ある指針からも外れているような町長の答弁だったと思います。
何で嵐山がそこまで行政財産にも関わらず、そしてこの総合管理計画、この中にも観光というところで嵐山は入っているんです。にもかかわらず、嵐山はこの指針から外れる、私には理解できないです。
ちょっと時間がないので次にいきます。
3、その他のエリアについての貸付けです。
行政財産として維持するというふうに今回おっしゃっていますけれども、今回のようなことが繰り返されることがないように、町としてはどのような、今回行政手続の部分もそうですけれども、内部のこともそう、さまざまなことが問題になっておりますけれども、今後、どのような対応として、町は嵐山一帯の中の土地の維持管理についてやっていこうとお考えになっているのかお伺いしたいと思います。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) まずちょっと訂正といいますか、御質問の中で、嵐山については行政財産として持ち続けるんであって、そのほかのいろんな財産の中には行政財産から普通財産に移るものがありますよ、だから売却を想定すると考えれば、当然普通財産をイメージしますよということを言っているわけでありまして、嵐山の中の敷地を普通財産化して、それを売るという考えは今のところ全くないということですので、そこの整理はさせていただきたいというふうに思います。
それから、今後の対応ですけれども、基本的には、嵐山の中には指定管理をしている範囲とそうでない範囲があるわけでありまして、今回、運動広場の東側については指定管理外のところであったものですから、中の新嵐山株式会社をかませない中で直接やったというような状況がございます。
今後につきましては、答弁で申し上げたとおり大きな工作物を建てる予定はございませんし、私としては指定管理者であります新嵐山株式会社、今後の経営のあり方も検討すべきだと思いますけれども、そういったところから提案があった場合について考えるということであって、今、町として仮設を除いて強固な建築物ですとか、そういったものを建てる考えは一切ありませんので、そういった中で土地についても運用していきたいというふうに思います。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 嵐山の全体像の話は私はお聞きしたかったんですけれども、町長、今まで語っていないんですが、今の嵐山と、この改革、再整備を進めていく嵐山の全体像というのは町長、どのようにお持ちなのか、そこがさまざまに変わってくるものも、最初の1回目の答弁でコロナウイルスの関係で変わっていくものもあるというふうにおっしゃっていますけれども、どのように変えていきたいのか、何が変わるのか、時間がないですけれども、少し御説明いただけますか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) その辺はアクションプランも詳しく説明していない部分もあるんで、なかなかお分かりにならないかと思いますけれども、あくまでも今後としては着地型観光ですとか、女性を起点にしたファミリーなど、幅広い層が楽しめるようなもの、そして地域資源を活用したもの、さらに民間事業者活力との連携によるもの、こういったものをいろんな場所でミックスをさせていただいて、端的に言いますと、ファミリーが1日じっくり遊べるような、そういう施設にしていきたいということを思っております。最終的には魅力ある施設になれば、町民の方々も誇りをもって、そして活用していただける、最後はやはり町民の方々に還元していきたいというふうに思っていますので、そういった施設にするのが、私の今のイメージということであります。
詳細については、今後いろいろと個別にも説明をさせていただきたいと思いますが、その考えの基につくったのが、この活用計画であるということであります。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 嵐山の自然というのは、これまでの指定管理者、またはその地域の方々が、私は守り続けてきたものだと思います、あの自然。その自然が大きくこの活用計画によって変わる。開発によって変わってしまうのではないかというようなことも想定される。だから町長としては、今のこの嵐山とこれから目指そうとしている嵐山がどう変わっていくのか、そのターゲットではなくて、今言ったようにファミリー層や女性というふうにおっしゃいますけれども、どういう嵐山にしていこうとしているのかというところが全体像として見えてこないというのはそういうことなんです。それをもう一回説明していただけますか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 私としては、これはちょっとしたフォーラムでお話しさせてもいただいたんですけれども、あまり今の状況を、建物で変えたりだとかそういうことというのは、ワインはたまたま建っていますけれども、考えてはおりません。ですから、宿舎についてもリニューアルという考え方を持っていますし、例えば新たに遊園地のように何かを造るだとか、そういう人口工作物というのは考えておりません。
おかげさまでいろいろと道外からも、あるいは海外からもお客様がいらっしゃいますけれども、非常にこの嵐山の魅力についてすばらしいところだねと、ただ、表現は悪いかもしれませんが、ちょっと生かし切っていないかもしれないね、そういった言葉をいただくわけであります。
ですから、ワインも魅力の一つですし、あるいはいろんなしつらえ、それによってお金をかけなくても変わる部分もございます。またさらには、景観では、頂上のほうのすばらしい景観もあるわけでありますから、全くお金をかけないということではありませんが、大きな工作物を使ってどんどん自然じゃない遊びをするような考え方は持っておりませんので、そういった意味で、今の自然を生かしつつというところがベースにあるということです。ただ、その中に、この活用計画にありますように、例えば少しキッズパークとかがないとファミリーはなかなかいないよね、グランピングだとかデイキャンプ、これからも御説明しますけれども、そういったところでしつらえをしっかりした中で、おしゃれな空間というか、そういったところで家族も楽しんでいただく。パークゴルフはパークゴルフでこれまでどおり、縮小の考えはありますけれどもやらせていただくですとか、あるいは、リフトの関係も架け替えなんかも必要なのかもしれませんし、ここにも載っていますけれどもジップラインの整備ですとか、そういったことをやりたいと思っていますから、何か開発という言葉でどんどん建物が建っていくような、そういうイメージは持たれていないかもしれませんが、今の状況を生かした中で工夫しての魅力づくり、そういったものを目指しているということを申し上げて答弁とさせていただきます。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) では、4点目と5点目にいきます。
コロナの影響についてということですが、これについては、計画も変更していかざるを得ないというような御答弁がありました。その中で、町の財政負担、それから指定管理業者、このことについても触れられておりますので、これについてお伺いします。
町財政の負担というのは、現状では非常に厳しいので、なかなか嵐山にどれだけ割けるのかというところは微妙なところだと思っています。来年度の歳入について、町の見通しとしてどのように捉えられているのかお伺いします。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 嵐山に対してましての財源というようなことでお話をさせていただくと、地方債はお話ししましたけれども、これがあの場所ですと辺地債の該当にもなるんで、先日、辺地債の提案をさせていただいて、久しぶりの提案だったものですからあれなんですが、そういったものも考えておりますし、私は、コロナでちょっと業績が悪くなって少し悩んでいるんですけれども、企業版ふるさと納税をいろんなところに提案をしていきたいなというふうに思っていまして、これは答弁でも申し上げましたけれども、昨年度から、どれだけ寄附をいただけるか分かりませんが、業績も状況が悪いものですから、それと、順番、スケジューリングはありますけれども、やはりいきなり大きな金額を使っての対応というのはできないというふうに思っておりますので、できるだけ金額の少なくて、魅力の発信できるようなものを順次やっていきたいと思っております。
ただ、最終的には、やはり今申し上げたような補助金とかもそうでありますけれども、そういった特定財源を何とか活用して、一般財源の負担を減らしていきたいというふうに考えています。ただ、計画にはありますけれども、振れない袖は振れないわけですから、そこは財源を見通してできることからやっていきたい。ですから、スケジュールについても一応令和8年まで載せておりますけれども、やはりそういう意味での見直しというのもあり得る話だというふうに思っております。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 時間がないんですけれども、指定管理者、今年度から初めて公募による指定管理者の選定が始まっています。現在の状況についてお伺いいたします。
○議長(早苗 豊) 暫時休憩いたします。
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午後 3時15分  休 憩
午後 3時16分  再 開
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○議長(早苗 豊) 休憩を取り消し、会議を再開します。
手島町長。
○町長(手島 旭) 担当の商工観光課長から答弁させます。
○議長(早苗 豊) 紺野商工観光課長。
○商工観光課長(紺野 裕) 商工観光課長。
指定管理者の公募について、7月に公募をしていく予定でございます。
以上です。
○議長(早苗 豊) 正村議員。
○11番(正村紀美子) 指定管理者については、今後、委員会のほうでも調査をさせていただきたいというふうに思っていますので、その件についてはこれで終わりたいと思います。
6点目についても、企業版ふるさと納税についても具体的な内容等が決まりましたら調査をさせていただきたいというふうに思います。
もう最後、時間がないので最後は私から申し上げて終わろうかなと思いますが、今回の一般質問の中で、やはりさまざまなことが明らかになったというふうに思っています。課題もそうです。あと、町の考え方もある程度理解ができたというふうには思っていますが、ただし、町長がおっしゃるように整理ができていない部分というのが町の中には随分ある。また、町民への説明も十分ではない。議会への説明もしかりです。そうした意味では、今、工事が進んでいるワイナリーというのを、一旦許可を取り消して、全てのことが整ってから物事を進めていくというお考え、最後にお伺いしますが、ありませんか。
○議長(早苗 豊) 手島町長。
○町長(手島 旭) 法務の関係ですとか、さまざまな整理しなければならない事項については、先ほど申し上げたとおり真摯に受け止めて、早急に対応していきたいというふうに思っています。ただ、今、使用許可を出しました件の工事の中止といいますか、そういったものには今のところ全く考えてございません。
以上です。
○11番(正村紀美子) 終わります。
○議長(早苗 豊) 以上で正村紀美子議員の質問を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
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午後 3時18分  休 憩